第55回和道会全国空手道競技大会 実行委員長 里見親幸 挨拶

 

第55回和道会全国空手道競技大会が開催されますことを、和道空手を愛する全国の会員の皆様と共に心よりお喜び申し上げます。

 

令和という新しい時代になって最初の全国大会となりました。

 

令和の令というのは、「うるわしい」という意味の言葉のようです。そして、このうるわしいと言うのは、美しさの最上級の言葉でもあり、令と言う字に和道会の和がついた新しい時代は、和道会にとりましても意義深く、世界に大きく飛躍する時代になることを願いたいと思います。

 

武道の精神は「最も剛毅なる者は最も柔和なる者であり、愛ある者は勇敢なる者である」と武士道では説いています。西洋の騎士道においても敗れたる者を慈しみ、驕れる者をくじき平和の道を立てることと言われています。

 

和道空手の本質は、武道の究極の理想は平和にあるということを旨とし、和を求める道を追求することであるという高い理念を改めて皆様と共有したいと思います。

 

 選手諸君は日頃の鍛錬の成果を如何なく発揮され、正々堂々と戦い、結果においては、勝者は驕ることなく、敗者は挫けず負けたことを次なる成長の糧となるようにしていただきたいと願っております。

 

終わりになりましたが、本大会を開催するにあたり実行委員の方々には、大会を支えるためにご尽力いただきました。また、審判の先生方、コートスタッフの方々に厚く御礼申し上げますとともに、各方面より広告のご協力を戴きましたことを深く感謝いたします。

 

第55回和道会全国空手道競技大会報告―千葉県選手の活躍

 

8月17日(土)牛久運動公園体育館、8月18日(日)日本武道館の2日間にわたり、

 

第55回和道会全国空手道競技大会が盛大に開催され、熱戦が繰り広げられました。

 

多くの方々のご支援を戴き、お陰様で大きな怪我も無く成功裏に終了できたことをここに謹んでご報告申し上げます。

 

まず式典において、誠和会の内田千奈美選手(第54回全国大会一般女子有段 組手の部 優勝者)による立派な選手宣誓が行われました。

 

都道府県対抗戦で千葉県が3位に入賞いたしましたことは嬉しい成果であります。

 

そして千葉県の多くの選手が活躍し、たくさんの優勝者が誕生しました。

<組手>の優勝者

 

一般女子団体戦−稗田麻尋・嶋田さらら・鈴木香穂・萩山七帆(敬和会)

 

シニア男子40歳以上 中村善行(茂原)

 

シニア女子40歳以上 斉藤師保(一道塾)

 

少年女子 嶋田さらら(敬和会)

 

小学1年男女 八幡紗希(明花塾)

 

 

 

<形>の優勝者

 

シニア女子40歳以上 雑賀弘美(昇政塾)

 

中学女子 井桁芽香(茂原)

 

小学4年男女 宮田咲花(昇政塾)

 

小学2年男女 毛屋優凛(昇政塾)

 

小学1年男女 神馬李桜(茂原)

 

 

 

上記以外にも準優勝、三位、敢闘賞、努力賞を含めると約50名の多くの選手が組手、形で入賞し活躍しました。

 

 

 

和道会千葉県本部といたしまして大変喜ばしい結果であり指導者の先生方、並びに御父兄、支援者の方々に感謝申し上げますとともに、今後も和道会千葉県本部の益々の発展を祈念いたします。(里見)